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名所観光

美ヶ原高原の北裾・三方を山に囲まれ、温泉街の静けさやその風情が今なお残る温泉です。近年では、国民保養温泉地の指定を受け、数多くの湯治客が訪れています。閑静な街並みはまさに秘湯。温泉街の入り口には霊泉禅寺、道中には稚児ヶ淵など、見どころも多々あります。

霊泉寺

「霊泉寺」は霊泉寺温泉の入口にある。創建は安和元年。弘安元年(1278)平頼臣繁有を開基に霊峰源興禅師を開山として臨済宗建長寺の末寺として再建。その後、天正二年(1574)に武田信玄の助力により高井郡谷厳寺魯庵俊誉禅師を中興の開山として復興、曹洞宗の寺となった。本堂西側には阿弥陀堂がある。本尊の阿弥陀如来は鎌倉末期の作といわれ県宝に指定されている。

難解な道しるべ

国道254号線から霊泉寺温泉への分岐点には石の道標が建っている。漢字が刻まれており、「霊泉の脈を探らんと欲すれば流れをきりて左辺へ向かえ」と読む。ここから左へ折れて車で5分で温泉に着く。温泉街の中ほどに共同浴場がある。

稚児ヶ淵

昔霊泉寺にいたお稚児さんがこの池の淵で知り合い、夢中になった娘が、池の中から手招きをするのを見て、池に飛び込んでしまったことから、この名前が付いた。青々と底知れぬ水をたたえている。